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家に眠っているそのお品、ひょっとすると高く売れるかも? 骨董品の定義について 2020年6月1日
家に眠っているそのお品、ひょっとすると高く売れるかも? 骨董品の定義について
「骨董品」という言葉自体は多くの方にとって馴染み深いものだと思いますが、その定義や対象範囲などを熟知している方は少なく、「古くて価値があるようなもの」という漠然としたイメージを持つ方がほとんどだと思います。
ですので、「家に古いものがあるけど、そもそも骨董品かどうかがわからない」と、鑑定に出すことを躊躇されていらっしゃる方も多いとよく耳にします。
しかし、「骨董品でなかったら恥ずかしい」と、鑑定に出さずにいるのは非常にもったいありません。一見価値の無さそうな、家にある古い道具や絵画なども、思わぬ高額品になる可能性は十分に秘めているのです。
今回の記事では、「骨董品とは何か」「骨董品の価値はどう決まるか」ということを、皆様にお伝えさせていただきます。
目次
- 骨董品とは具体的に何を指す?
- 「ヴィンテージ」と「アンティーク」の違いについて
- アンティークとは
- ヴィンテージとは
- 骨董品の種類について
- 骨董品の価値はどう決まる?
- 骨董品かどうかわからない、とお悩みの方は吉岡美術へおまかせ下さい
骨董品とは具体的に何を指す?
「骨董品」という言葉は、1934年にアメリカで制定された通商関税法によると、
製造されてから100年以上経った「手工芸品」、「工芸品」、「美術品」を指す、と定義されています。
ですが、日本国内における「骨董品」の定義は、この厳密なルールに括られることもなく、「およそ数十年前に製作されたもの」とされており、意外なことに、
骨董品と呼ぶためのルールはほとんど存在しないのです。
「ヴィンテージ」と「アンティーク」の違いについて
「骨董品」で調べ物などをしていると、「ヴィンテージ」や「アンティーク」
という言葉を目にすることがよくあるかと思います。ですがこれらも
「骨董品」という言葉と同様に、その定義や意味を知る人は多くはありません。
ここでは、それぞれの定義や価値について、ご紹介します。
アンティークとは
「アンティーク」は日本語に訳すと「骨董品」なのですが、あえて「骨董品」と区別して定義するのであれば、「製造後100年以上の価値が経過した工芸品や美術品」を指します。
ですので、「アンティーク品」と呼ばれているものについては、現存するだけで大きな価値がついている場合があるので、ご家族の方や知人の方に「アンティーク品である」と言われて譲り受けた場合、そのお品には驚くような価値がついているかも知れません。
ヴィンテージとは
「アンティーク」としばしば混同されがちな「ヴィンテージ」という言葉についてですが、こちらの定義は一般的に、「製造されてから20~30年ほど経過したもの」が、「ヴィンテージ」として定義されることが多いのです。
つまり、それほど昔の品物でなくても、骨董品として価値がつく場合もあるのです。
骨董品の種類について
「骨董品」と聞いて、絵画や陶器、掛軸などの普段目にしないようなものを
思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
確かにこれらの品々は、製造されてから年数の経ったものも多く、市場において価値のあるものが多く流通しているため、骨董品の中でも特に高額なやり取りが交わされることも少なくありません。
ですが反対に、切手や玩具、貴金属や時計などといった、身近に存在するものでも、年数が経っていたり、生産が終了しているものであれば、価値が付きやすくなります。
たとえ珍しいものや大昔の物でなくても、高級な品として扱われることもあるのが、骨董品の面白いところなのです。
骨董品の価値はどう決まる?
これまでで、骨董品という言葉の定義や解釈についてをお伝えさせていただきました。それでは、肝心な骨董品の価値は、どのようにして決まるのでしょうか。
いくら古いものであっても大量に生産されたものでは価値が付かない場合もあり、「大昔の物=価値が高い」とは限らないのが、骨董品の世界です。
たとえば比較的新しい年代のものであっても、工芸品や絵画などを製作した作者が著名であれば、コレクターの方にとって需要が高くなり、相場での買取価格が
必然的に高くなります。
他にも、時計や食器といった比較的な身近な品物であっても、有名ブランドで
あれば骨董品の世界でも当然、それほど古いものでなくても高い価値が付きやすくなります。
また、骨董品の市場においては、傷・汚れの少なさや付属品の有無といった、
保存状態が良いものかどうかという点も重要です。
少なからず古い物であれば、劣化や傷みが進んでいることが普通なので、特に生産が終了しているものであれば当時の状態を保っているものほど、希少価値が大きく上がります。
しかし、製作者の人気度や作品の希少価値といった骨董品にまつわる知識は、
一朝一夕で身につくものではなく、ただ品物を見ただけでは、その価値を見抜くことは難しいと思います。
家の中で眠っている品物に何か心当たりがあり、少しでも高く売りたいとお考えであれば、骨董品専門の買取業者に見てもらうことが一番望ましいでしょう。
骨董品かどうかわからない、とお悩みの方は吉岡美術へおまかせ下さい
いかがでしたでしょうか。骨董品の世界は非常に奥深く、家の中にあるガラクタだと思っていたような品も、実はとても高価な品物だった、という可能性は十分にあります。
吉岡美術では骨董品として有名な茶道具や掛け軸、絵画などの他にも、
おもちゃ、カメラ、切手、古書、時計、貴金属といった幅広いジャンルにも対応し、過去30年の間で、累計15,000点以上の骨董品を買取させていただきました。
自宅で眠っている品が骨董品かどうかわからない、という方でも、まずは無料でお話を伺っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。